ブツブツだらけ

ブツブツをよく観察しましょう。

1) まずブツブツを押してみる

赤ちゃんの玉のような肌に突然沢山のブツブツができてくるとお母さん方はびっくりされると思います。慌てず落ちついて、赤ちゃんの全身状態を見ましょう。赤ちゃんが機嫌よく笑い、活気があって食欲も普段と変わらず、普通の便をしておしっこがよく出ていれば、たとえ熱があってもまず心配はいりません。

次にブツブツが出ている部分に無色透明なガラス板(例えばコップの底)またはアクリルの定規などを押し当てて圧迫してみましょう。それで色が消えればふつうの「発疹」ということでそれほど緊急性はありません。もし押しても色がなくならない場合には、「出血斑」のことが多く、血液の病気やその他の重い病気がかくされていることがありますので、できるだけ早くかかりつけの小児科の先生に診てもらいましょう。

2) 熱との関係を表にしてみる(体温表をつけてみる)

ブツブツ(発疹)ができた時には熱(体温)との関係をよく観察しましょう。一般的に発熱を伴った発疹はウィルス感染による病気が考えられます。発熱と同時に粟粒をまき散らしたような細かい発疹は「風疹」。発熱が3~4日あり、まだ高熱が続いているのにボタン雪みたいな発疹が出た場合は「麻疹」。3~4日熱が続き、解熱剤も使わずにすっと熱が下がり、全体にあせもだらけといった感じの発疹が出るのは「突発性発疹」がそれぞれ考えられます。

3) 部位と形を見極める

発熱がなくてもあっても、頭皮から踵まで体中あらゆるところに、赤い小さな発疹に引き続いて水ぶくれが出てくるのが「水痘」。おもに口の中、手(手掌、手背、肘)、足(足底、足背、膝)そして尻(臀部下部)に、やや硬めのブツブツが散らばっている場合には「手足口病」が考えられます。

また3-4日熱、咳、鼻汁などが続いたあとに発疹が出て、前に述べたどの病気にも当てはまらないことがあります。その場合には、広い意味で「ウイルス性発疹」という何だかあやふやな診断しかつけられない患者さんを時々診ます。

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