オムツ・オシッコの話

 オムツ、オシッコ、オタマそしてオマタのお話し

3月に入り、水仙、梅、れんぎょうなど春の訪れを告げる私の好きな香り豊かな花々が咲いています。
今回は赤ちゃんのオムツ、オシッコ、オタマとオマタを中心に、また頻度、重症度からも見逃してはならない「尿路感染症」について、ご一緒に考えてみたいと思います。

1.オムツ、おむつ、御襁褓

最初にオムツに関する知識を整理してみましょう。漢字では御襁褓、英語でNapkin、米語でDiaperといいます。

赤ちゃんのオムツは1日に何回くらい替えればよいのでしょうか?答えは簡単で、赤ちゃんがオシッコやウンチをするたびに何回でもオムツを替えてあげることです。お母さん方も赤ちゃんが排尿、排便をしてそのままにされた状況を自分に置き換えて想像すれば、一時も我慢ならないことは容易に理解できるはずです。では赤ちゃんは1回にどの位の量、1日に何回くらい排尿をするのでしょうか?最近出版された「小児泌尿器科学書」(1998年、金原出版)によると、生後六ヶ月までは1日に15~25回、その後1歳までは10~15回排尿し、おおまかな膀胱容量はおおよそ(体重Kg×7)mlと計算されます。表は正常児の膀胱容量、排尿回数、1日尿量ですが、これらの値は個人差がかなりあります。また同じ個人でも、赤ちゃんの状態、周りの状況によっても影響を受けますのであくまで参考程度に考えて下さい。

次に排便の回数ですが、健康児でも母乳またはミルクを哺乳するたびに少量ずつウンチすることが多く、1日1~10回またはそれ以上でもかまいません。

〔オムツ替えについて〕

オムツを替えるたびに、ぬるま湯で絞った柔かい木綿の布又はタオルでていねいに拭いて、よく乾かしてから新しいオムツを当ててあげましょう。
オムツを取り替えることは、オシッコやウンチを取り除くというだけではなく、お母さんにとって赤ちゃんとの大切な交流の機会でもあるのです。目を合わせ、優しく語りかけながら赤ちゃんとのコミュニュケーションを深めることができれば、オムツ替えはその回数が多い程楽しいものとなるのではないでしょうか。

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